残念な事実①

以前、近所の交差点で小学1年生の子が、右折してきたトラックにひかれて死亡しました。その子のお母さんは、家の近くの大きな交差点を一人で渡らせるのは危険だと、毎朝と帰宅時間には信号を一緒に渡っていたそうです。ところがその日の帰宅時間、お母さんは固定電話に出ていて交差点には行けず、マンションの自宅から下の交差点を見ていました。目の前で起きた事故でした。それを聞いて私は居た堪れない気持ちになりました。

車の運転手が気をつけるのは当たり前。でも、歩行者も気をつけなければなりません。そのニュースを聞いて気になったのは、子どもが自分で危険予測をして行動していたか?でした。もし毎日お母さんが左右を確認し、「さあ渡りましょう」と言っていたら、子どもにとってはいつも安全な状況が当たり前で、自分で気を付けようという気持ちは育っていなかったかもしれません。

遅くとも小学1年生(6歳)には、保護者がつかない時間が増えます。これを言うと、「登下校はせめて誰か大人がついていくべき」という意見も出てきます。しかしこれから先、どの子もどんどん行動範囲は広がります。それを止めることはできません。

親が一緒にいられる小さなうちに、ある程度の危険を「見極める力」を育てなければならないのです。