残念な事実②

あるマンションでのできごと

ひとりのシニアの男性が町会の夏祭りの打ち合わせのために、マンションのエントランスをはいり打ち合わせ場所の上層階に行こうとEVに乗りました。ちょうどそこに小学生がエントランスを入ってきて・・・

男性は小学生が来たのが見えたので開ボタンを押して待っていたのですが、その子は目の前に来て、EVに乗らずただそこに立ち止まってしまいました。男性が声を掛けても返事もしませんでした。男性はきっと乗りたくないのだろうと察しドアを閉めて上に行きましたが・・・

これは、きっと親から言われているのでしょう。

「知らない人と話してはいけない」「知らない人がいたらEVに乗らないように」

子どもは忠実に守ったのだと思います。親は危険の可能性を排除したつもりかもしれませんが、この子は本当の非常時にとても困るでしょう。誰とも話せず、「助けて」が言えない・・・何も言わない子に周囲は困り果て、救いの手は届けようがありません。

親はいつまでも子どもと一緒にいてあげられません。親が一緒にいたくても、子どもはどんどん成長し離れていきます。

一緒にいない時にも、しっかりとした行動が取れるように育てていく。小さな体験の積み重ねが、子どもの自信になり、判断力を付け、行動できるようにしていくのです。