【絵本】みんな、誰もが見守られている

子どもを守る・見守るのは、「親の仕事」「わたしたちがこの子を守る!」みたいに肩に力が入ってしまいがちですけれど、本当はそれは親だけの仕事ではありません。

祖父母や親戚、地域や社会が一緒に守り、育てていくのが、子どもです。

でも、「そんなこと言っても、ちっとも見守られている感じなんてしないよ」と思うことがあるかもしれません。

そのときは夜空を見上げてみてください。

どこかで必ず月がこちらを静かに見守ってくれていはずです。見えなくても、見守ってくれています。自分が考えているより、ずっと大きな俯瞰した眼で子どものことも、親の自分のことも、まいにち見守ってくれている・・・。

そう思うだけで、きっと包まれているような、ちょっとほっとした気持ちになりますよ。

当たりまえだけれど、月は手を出してきて、危険から守ってくれたりはしません。しかし見守られると感じるだけで、気持ちはじゅうぶんに満たされるのです。

この絵本を読むと、2歳児も、にこにこ笑顔になりますよ。にっこりお月さんに、見守られる気持ちが伝わる絵本です。

『おつきさま なにみてる』  なかしま かおり/さく 岩崎書店